ブッポウソウってどんな鳥?

毎年東南アジアから子育てのために町へ飛来してくる、絶滅危惧種に指定されている野鳥です。

特徴的な鳴き声で色鮮やかな青い羽を広げて大空を舞う美しい姿は『森の宝石』と呼ばれ、多くの愛鳥家を魅了します。

 

吉備中央町は国内でも有数の繁殖地となっていて、日本に飛来する約1/3のブッポウソウがやってきます。

体長は約30cm。オスとメスは、姿が似ていて見分けがつきませんが、求愛給餌(プロポーズ)の時には、餌をあげているのがオス、もらっているのがメスと見分けることができます

観察時期

町では例年5月上旬から7月下旬頃まで子育ての様子を観察できます。

水田や川があり、近くに親鳥が見張りをできる小高い山や木があるような、
人の手が入った里山の環境を好んで子育てをするブッポウソウ。

これからも吉備中央町でずっと子育てができるように、昆虫の生息場所でもある里山の環境を残しながら、
みんなで静かにそっと見守っていきましょう。

観察時に注意すること

警戒心の強い種であるため【観察マップ】や【紹介パンフレット】を
参考に細心の注意を払っての観察をお願いします。

◉ブッポウソウを観察する上で、以下のことを守ってください。
一番恐れるのは繁殖場所である巣箱に長時間注目する人間です。

観察するときの注意点
1) 観察や写真撮影は、必ず巣箱から50M以上離れて下さい。
2) 1)の項の場合でも、20分以上留まらないで下さい。
3) 許可なしに水田のあぜ、畑へは絶対に入らないで下さい。
4) 民家の近くで観察する際はその家に声をかけて下さい。
5) 狭い道路が多いので交通の邪魔にならないように注意して下さい。
また狭い農道に車を入れないで下さい。

DollarBird

ブッポウソウ

町内の観察スポット
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ブッポウソウ

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